2014年4月22日星期二

東大野球部 



六大学野球という最高峰の舞台に立ち、甲子園を経験したエリート選手らと対峙し続けてきた東京大学野球部。2010年秋季シーズン以降、勝ち星に恵まれず、4月20日にはリーグ史上ワースト記録となる「70連敗」に並んだ。

 4月12日、東京六大学野球の春季リーグの開幕戦となった明大vs東大。5回まで明大から1点も奪えないが、与えた点も1点のみという投手戦が続く。今 秋のドラフト1位候補のエース山崎福也を擁する明大を相手に善戦である。このまま終盤まで1点差が続き、ワンチャンスをものにすれば、勝てるかもしれな い。そう思った東大ファンもいただろう。だが、いつものように期待は裏切られた。
 
 6回表の明大の攻撃で、走者が三塁に止まっているのに右翼手が本塁に悪送球し、1点を献上。気持ちの糸が切れたのか、8回に4点、9回に1点を奪われ、結局0対7の完封負けを喫した。続く翌日の第2戦も0対10と大敗である。
 
 後日、小誌記者が東大野球部を訪ねると、第2戦に先発した山本俊選手(2年)が肩を落としていた。
 
「僕のストレートは140キロ台でチームの中では一番速い。でも、その程度のスピードでは、明治の打者にはまったく通用しないんです。もっと、球種のバリエーションをもたないと」

 野手陣も試合後、2戦連続の“ゼロ行進”に反省ばかりを口にしていたという。 彼らの肩に重くのしかかるのは単なる敗戦のショックではない。この時点で、東大は明大戦の2連敗でリーグ戦68連敗となっていた。
 
 そして翌週、4月19、20日の慶大戦で2連敗し、自らが1987年秋季から1990年秋季にかけて作った「70連敗」というリーグワースト記録に並んだ。なぜ、東大はこんなにも勝利から見放されているのだろうか。
 
 昨秋の東大投手陣の防御率は4.03。リーグワーストとはいえ、そう大崩れしているわけではない。だが、攻撃力は圧倒的に不足している。昨秋は10試合 中得点したのは2試合のみで、それぞれ2点ずつ。1試合平均0.4点だ。しかも慶大にはノーヒットノーランを喫し、昨春は早大に完全試合を喫している。
 
 攻撃力が貧弱な東大は「各駅停車」と皮肉られている。「長打力がないうえに足が遅いのでヒット1本で1つの塁しか進めず、1点取るのに4本の単打が必要」(アマチュア野球担当記者)という意味だ。それでは点を取るのは難しい。
 
 点を奪えないことで守備に重圧がかかり、終盤にミスを連発する。それが一つの負けパターンだ。

 ただ、ここまで他校と大きな実力差がついたのは、東大の力が落ちたからというより、他校の力が上がったからという事情もある。
 
「東大以外で唯一スポーツ推薦枠を持たず、東大がもっとも勝ちを期待できた立教大までが、2008年からアスリート選抜入試を始め、甲子園経験者が入部す るようになった。また、2007年に早大に入学した斎藤佑樹フィーバーの影響で六大学人気が復活して以降、有力選手が集まるようになりました」(前出・ア マ担当記者)
 
 他チームと戦力は開くばかりか。

2014年4月15日星期二

一体何のため?考えてみるとおかしくなってくる

2014年4月12日、中国のインターネット掲示板に「反日の哀れさ」についてつづった文章が掲載され、多くのネットユーザーが注目している。以下はその概要。
どうして子どものころ私が理解していた日本人は、“鬼”のようだったのか。人間性がなく、狂気じみており、精神に異常をきたした人と同じように恐ろしかった。周りには日本人を良く言う人はおらず、耳に入ってくるのは「小鬼子」「死すべき島国」などの言葉ばかりだった。

中国では、おそらく多くの人が私と同じ経験をしているだろう。抗日戦争の勝利から現在まで、われわれの憎しみは深く根を張っている。現在でも、抗日ドラマが放送されている。無数の中国人が「日本を根絶やしに」と叫ぶさまは、すでに一種の文化にすらなっている。

しかし、それは病的な文化だ。このことは、日本人は多くの中国人の目に、依然として恐ろしい存在だと映っていることを示している。しかし、「反日」は何も 変えられない。1日中日本製品ボイコットを叫んだところで、使うものは使う。永遠の恨みはなく、あるのは永遠の利益なのだ。

釣魚島(尖閣諸島)の事件のとき、物寂しく哀れに感じたことを覚えている。群衆が口々に反日を叫びながら日本車や日系の店を破壊していった。怒りに我を忘れた若者たちは、自分たちはすごいことをやっているのだと考えていたのではないか。

私はそんな彼らに問いたかった。「意味があるのか?自分の金で買ったものは、すでに自分のものになっている。壊して損をするのは誰なのか。中国人ではない か。もうかるのは誰か。君たちが憎んでいる日本人ではないか」。壊してはまた日本製品を買う中国人を哀れに思わずにはいられなかった。

子どものころから親や教師やテレビに感化され、私も同じように日本を憎んでいた。しかし、2010年以降、日本についての情報が増えるにつれ、私の考え方 は次第に変わっていった。何が良くて何が悪いのか。一体何のために死んで何十年にもなる旧日本兵を恨んでいたのか。考えてみるとおかしくなってくる。おそ らく一部(多数かもしれない)の人間は、本当に現代の日本人にかなわないだろう。タオバオ

2014年4月7日星期一

悪質勧誘対策・消費者庁

「通話を録音します」。発信者に音声で事前警告する通話録音装置を固定電話に設置することで、金融投資の押し売りなど悪質な電話勧誘を大幅に減少させられ たことが消費者庁の調査で分かった。高齢者を狙った電話勧誘が増加する中、同庁は「抑止効果が高い」として装置の活用を呼び掛けている。
 調査は昨年9月~今年2月に実施。岩手、千葉、大分各県の高齢者(65歳以上)を抱える計188世帯に警告装置を設置し、勧誘などの不審電話の件数をアンケートで調べ、比較した。
 この結果、設置前の6カ月では約410件(回答世帯118)あった不審電話が、設置後の4カ月では約30件(同113)まで減少。月平均でみても約10分の1に減っていた。 タオバオ